mami_0201’s blog

ふと夢に出てきたバレーボール選手だった昔の彼を思い出し、綴ってます。

後から思えば、、、~一番好きな人とは結ばれない~

海外遠征の話で思い出したエピソード2つ。

 

まだ彼と付き合って間もない頃、

短大の友だちのたえちゃんが、

彼氏が病気入院することになり、

御守りを買いに明治神宮に行きたいから

付きあって🙏ということになった。

 

たえちゃんに「眞美もTくんに御守り買えば?」と言われ、

「確かに、なんだかんだいつも試合を控えてる人だから、勝負に勝つ御守りをプレゼントしよう❣️」って思って、1つ御守りを買った。

 

付き合ってから何かをプレゼントするのが初めてだったから、

私的にはドキドキで、

「これね、こないだ明治神宮に行って買ったの😊」と渡そうとすると、

彼は「ごめん、俺こういうの貰えないんだ、、、ホントにごめんやで🙏」と申し訳なさそうに謝っていた。

 

そのときの私は、

とにかく初めてドキドキしながら渡した物を受け取って貰えなかったことが本当にショックで、「何で受け取れないの?」と突っ込むことも出来ず、

「あっ、そうなんだ!うん、分かった!」と平静を装って

御守りはバッグにしまい込み、

その場の気まずい雰囲気を変えたくて、話題を変えてしまったのだ。

 

たけど、本当に後になってから考えると、このときもっとちゃんと理由を聞いておくべきだったのかもしれない。

 

私が彼との別れを決意した大きな一因になっていたのだから。。。

 

で、これがどうして「海外遠征」に繋がるかというと、、、

 

もう彼が社会人になってからの海外遠征のときだったと思うけど、

やっぱり成田からそのままうちに来てくれて、いろいろお土産をもらったりした後、

彼がシャワーを浴びている間に、

洗濯物があったら洗濯してあげようと思って、彼の大きな遠征カバンを開けてゴソゴソしていたら、中から大事そうにタオルか何かに包まれ、箱に入った数珠とお札?みたいな物が出て来たのだ。

 

私は頭が「???」になってしまい、

飛行機がものすごく嫌いで、

御守り代わりに海外遠征のときは数珠でも持って出掛ける習慣でもあるのかなぁ、、、と

何となく自分の中で納得の出来そうな理由を想像し、数珠とお札みたいなものをカバンに戻した。

 

なんだか見てはいけない物を見てしまった感と、心に引っかかるものがあったけど、

数週間ぶりに彼に会えた嬉しさの方がずーっと勝ってしまい、

すぐに忘れて彼との久しぶりの再会を楽しんだ💕

 

これが数年後の別れのときに、

「あのときのアレだ!!」と繋がるのでした。

 

眞美


f:id:mami_0201:20200912225600j:image

 

~独り暮らしと彼との日々~一番好きな人とは結ばれない

私が独り暮らしを始めてから、

彼は練習後とか、海外遠征から帰国したその足で、とか時間の許す限り家に泊まりに来てくれた。

 

海外遠征から帰国して、成田からうちに直行してくれるなんて思ってもいなかったから、めちゃくちゃビックリした!

 

しかも、休みの日の朝早い到着だったから、私がまだのんびり寝てるときで、合い鍵で入って来た彼をボンヤリ見てたのをおかしそうに彼が見てたのを覚えている。

 

まだラインとかフェイスタイムなんて無かった時代だから、

海外遠征のときは、遠征先から彼が時差を計算して電話をかけてくれるのが、唯一のコミュニケーションだった。

 

海外遠征だと2~3週間は帰って来ないし、帰国してもすぐに会えるとは限らないから、

会えない日が長くなって寂しかったな。

 

そんなだったから、

帰国する日はいつも聞いていたけど、

そのまま来てくれるとは思わなくて、

私にとってはすごいサプライズプレゼントだった。

 

遠征先で彼はいつもお土産をいろいろ買って来てくれた。

品物も嬉しかったけど、

彼が「私を思ってコレをチョイスしてくれてたのかぁ、、、」と思い浮かべると

そっちの方が嬉しくてニヤニヤしていた気がする。

 

特にレディースもののアクセサリーとかバッグ、靴なんて彼が選んでるのを想像するだけで、普段ジョークばっかり言ってる照れ屋な彼だったから、あまりにもギャップがあり過ぎでニヤケてしまうほど。

 

社会人になってからの遠征先も含めると、

イタリアで買ってきてくれたGUCCIのパンプス、PRADAのバッグ、ベネチアングラスのペンダント、

アメリカだったかなぁ、誕生石のピアスやダイヤモンドのピアス、、、etc.

「似合いそうだと思って」って照れながら渡してくれるのが、すごく嬉しかった✨

 

こんな時間が過ごせるのも、

2人で過ごす空間があってこそだったから、寂しいときも多かったけど、

やっぱり独り暮らしをして正解だったな❣️

 

彼は大学の後輩を連れてくることもあり、

あまり得意じゃないけど、

手料理をご馳走することなんかもあった!

 

今から考えると、

合宿所から2時間ぐらいかかるようなところに連れて来られる後輩くんも気の毒だったなぁ、、、

 

今となっては良い思い出だけど、、、。

 

眞美


f:id:mami_0201:20200912173122j:image

 

~合宿所潜入~一番好きな人とは結ばれない

私が社会人になって、
彼は大学3年生。

社会人になって少ししてから、私は実家からそんなに離れていないところで独り暮らしを始めた。

彼の合宿所→横浜、私→多摩地区だから、相変わらず遠かったけど、2人でゆっくり過ごす空間が欲しくて、、、

3年生にもなると、1、2年生時代とは違い、ちょいちょい外泊することもコッソリなら許されたみたいで、次の日がゆっくりのときとかは、
夕方の練習の後によく会いに来てくれた💕

どういう経緯だったかはあまり覚えてないけど、
たぶんリーグ戦の最中で、
なかなか会えずに寂しくなって、
ある日、彼の大学の最寄り駅の青葉台まで私が行っちゃったんだったと思う💦
 
彼は驚いてたけど、久しぶりに会えて嬉しそうに合宿所の彼の部屋に泊めてくれたんだったなぁ、、、😅

1年~4年までの1人ずつの4人部屋だったんたけど、
彼の部屋には4年生がいなくて、
彼が最上級生で3人しかいなかった、、、
って言っても、大きい大学生男子が、広くもない部屋に二段ベッド2つと、ちょっとしたスペースしかないところに詰め込まれてる感じで、
みんな寝るとき以外は食堂とか別のスペースに居た気がする、、、


しかも女人禁制の男子の合宿所だから、当然女子トイレは無い!

他にもたくさん部員の人たちがいるから、
男子トイレを使うわけにも行かず、
寝る前に彼と一緒に近所のコンビニまで行くことにしたんだけど、
彼が「ちょっと待ってて!」と言って、
どっかの窓から外の様子を伺ってる。。。

何してんの?と聞くと、
「たまに合宿所周りまで来るファンがいるから、、、」と、それを警戒していた!

えーっ!!
会えるかどうかも分からないのに、合宿所にまで来て、周りで待ってるんだ、、、
す、すごい、、、💦
と、驚いたのを覚えている。

無事にコンビニでトイレを借りて、
また彼の部屋に戻って、彼のベッドで一緒に眠った。

後輩くんたちは、部屋にいきなり女がいて、驚いてたと思うけど、
「先輩が彼女を連れてきてる」という暗黙のルールみたいな感じで、「こんばんはっす!」みたいな挨拶をしてくれて、
あとは構わず存在を無視してくれて助かった💦

体育会系だから先輩は絶対なんだよね、、、

そんな感じで一晩を彼の合宿所で明かし、
翌朝もまたコンビニトイレに行く。

起きたら共有スペースで彼の友だちに会って、「あっ、来てたんだ!」とニコニコしてくれた(笑)
慣れた感じだったから、きっと他の3、4年生もちょいちょい彼女を連れてきてるんだろうなと思った。

彼も下級生のときに、先輩が彼女を部屋に連れてくるから鬱陶しい!みたいなことを言ってたし。

最初で最後の合宿所潜入の感想、、、

まず玄関が臭い😑
すごい数の靴があるから仕方ないけど、
消臭力とかいっぱい置けばいーのに!と思った💦

あと、部屋が狭い!
普通よりデカい男子が大勢暮らすんだから、もう少し広くて、せいぜい2人部屋ぐらいにすればいいのに、4人は窮屈だよね、、、

なんとなく分かってたけど、
先輩後輩の上下関係は厳しい!
同じ部屋の後輩を「部屋っ子」って呼んで上級生が面倒見るんだけど、
その上級生によっては後輩は大変だなぁ、、、と思った。

彼はあまりそういうの好きじゃないし、
自分が下級生のときに嫌な思いもしてるから、自分が上級生になったら、変えていこうと思ってたらしく、
部屋っ子を可愛がっていた。

合宿所潜入の結論。。。

「一度経験すればいいや😅」

二度は勘弁だな、、、でした💦

眞美
f:id:mami_0201:20200911093121j:plain

~私の入院~一番好きな人とは結ばれない

短大2年生の1月に友達とスキー旅行に行く予定をたてていた。

私はもう就職先も決まり、長い休みに入ってたので。。。

彼は相変わらず日曜日以外は毎日練習、練習の日々。


スキーの準備も整い、
さぁ、明日出発~✨とウキウキしていたんだけど、身体の調子が悪い。。。

気持ち悪いし、悪寒がして熱がありそう、、、

明日からスキー旅行なのにヤバい!!と
すぐに病院に行った。

風邪かなんかだと思ってたのに、
血液検査やら、レントゲンやらいろいろ検査することになり、、、

結果、な、な、なんと、
急性虫垂炎!!

明日、手術しますって😱

えー!!明日からスキーなんですけどー💧

そんなこと言っても仕方なく、
とりあえず友達に連絡して、事情を説明💦

「みんな楽しんで来てね😭」と泣く泣く諦める💧


翌日の手術も無事終わり、
一週間の入院が始まった。

今回の入院のことを何より一番驚いたのは彼だった!

私のうちに電話をした彼は、
母から、私が盲腸の手術して入院中って言われたわけだから、
そりゃ驚くよね、、、💦

そして、入院3日目ぐらいかなぁ。
熱も下がって、お粥ぐらいは食べられるようになったころだったと思う。

彼が平日の練習後に2時間ぐらいかけて、
お見舞いに来てくれた❣️

「どうしたん?心配させんといてや😭」と
心底心配してくれている様子で言われ、
このときも本当に愛されてる感満載だったな✨

彼は面会時間ギリギリまで病室にいてくれて、ずっと手を握りながらいろんな話をしたのを覚えている。

帰り際はキスをして帰っていった。

看護師さんに、
「さっきのは彼氏?背高いねー」と言われ、
「バレーボールの選手なんです。」なんて会話もあったな。


で、2月が誕生日の私、なんと記念すべき20歳の誕生日を今回の入院で、
病院で迎えることに~😭

一緒にスキーに行くはずだった友達は、
ありがたいことにわざわざケーキを持って病室までお祝いに来てくれ(まだ食事制限があってケーキNGなんだけどさ😭)、
その後少しして、彼も病室までお祝いに来てくれた❣️

友達はニヤニヤしながら、
「おじゃまになっちゃうから、帰ろうか😁」と気をきかせて、早々に退散。

彼はお見舞いにフルーツやらCDやらいろいろ持ってきてくれた。

そのときのCDを不思議とまだ覚えている。

小泉今日子さんの「優しい雨」と
ミスチルの「Cross Road」。

いろんな意味で思い出深い20歳の誕生日だった。

眞美
f:id:mami_0201:20200909171456j:plain

~成人式~一番好きな人とは結ばれない

2年生の頃のことでよく覚えているのが、
成人式の日のこと。

私と彼は同い年だから、
2人とも成人式だったんだけど、
彼は地元に帰るわけでもなく、昼間は練習だったのかな。

私は朝から振袖着て、高校のときの親友と式典に出て写真撮ったり昼間はキャピキャピ過ごした✨

そして夕方からは
彼のチームメイトの成人式を迎えた同級生や、その彼女たちとの飲み会に誘われていて、確か渋谷の居酒屋だったかなぁ、、、
彼と2人で会場に向かった🍻

彼のチームメイトの何人かは試合会場でも
挨拶するぐらいに知っている人もいたけど、
あまり知らないチームメイトや、
その彼女たちとはちゃんとお話するのが
初めてで、とても楽しみだった😊

高校の頃からもう何年も付き合っている
カップルもいたり、
既に社会人で働いている女子もいたり、
今まで全く接点がなかった人たちの話を聞くのはすごく楽しかった✨

私の彼は同級生のチームメイトでは唯一、1年生から試合に出ていたり、
海外遠征にも行ったりしている存在だったし、普段はなるべく目立たないように、
会場でおおっぴらに会話したりしないようにしてたから、
他の女子は私の存在に興味深々なようで、取り囲まれ、ちょっと戸惑ったりもした💦

ひとしきりワイワイした後は
チームメイトの1人(マネージャーさんだったかな?)が車で自宅まで送ってくれることになり、彼と2人で乗せてもらい、
後部座席でイチャイチャしていたのを
覚えている💕

このときから、試合会場では他のチームメイトさんや、自分の彼氏の試合を見に来ている他の女の子たちにも
「眞美ちゃん、眞美ちゃん」と声掛けてもらうようになったりした✨

眞美
f:id:mami_0201:20200909202443j:plain

~彼の誠実さ~一番好きな人とは結ばれない

短大2年の頃の覚えている彼とのエピソード。

たぶん秋のリーグ戦が終わった頃だったと思うけど、「旅行に行きたいね。」って話になって、伊豆に行くことになった✨

そのとき、彼の誠実な人柄が垣間見れたエピソードがある。

旅行先も決めて予約もしてあったんだけど、あるとき彼と電話で話していたら、
「お母さんと電話替わって。」と言われた。

「えっ?なんでお母さん?」
「話したいことがあんねん。」と。

母に「電話替わってって。」と受話器を渡そうとすると、母も少し驚き、
「えっ?私?何かしら?」と。

そりゃそうだよね。
会ったこともない娘の彼氏が突然電話替わってくれって、、、

私も「いったい何を話すの?」と母のすぐ隣で話を聞いていると、、、、

母は「はい替わりました。いつも娘がお世話になって、、、」と定番の挨拶を交わし、
「はい、はい、あぁ、そうですか。
はい、わかりました。よろしくお願いしますね。」という感じのことを言っていた。


私は頭が???状態のままだったけど、
「はい」と母から受話器を返され
彼に「何の話してたの?」と聞いても
「別に大したことじゃないよ。」と教えてくれない。

彼と電話を切ってから母に、
彼とどんな話をしたのか聞いてみると、、、



母はニヤニヤしながら、
「『眞美さんと旅行に行かせてもらえないでしょうか?』だって。」と!


「えー!!そんなこと聞く???」とひっくり返りそうになる私に母は、

「すごくしっかりしてていい子じゃない!ふたつ返事で『お願いしますねー』って言っちゃったわよ。でもパパには内緒だからね!」と。


母は20歳で結婚して私が翌年に生まれてるから、私が19歳のとき、まだ40歳!
恋愛のことは友達感覚で何でも話していたから、学生の娘が彼氏と旅行に行くのも反対するわけもなく、
ニヤニヤからかうように楽しんでいたのだ。

なんだかこっ恥ずかしかったけど、
彼女と旅行に行くのに、
わざわざ相手の母親に許可をもらう彼の誠実さと自分がとても大切にされているのが分かり、とっても感動してしまった。

早く母に会わせたいなぁ、、、とも思った。

眞美
f:id:mami_0201:20200905233144j:plain

~好きになる~一番好きな人とは結ばれない~

1年生のクリスマス頃にお互いの気持ちを伝え合って、
お互いが大切な存在になった。


冬は確か試合とかがあんまり無くて、
週末は毎週のようにデートしていた気がする。。。

彼のいろんな顔を知れば知るほど
私は彼に惹かれていった。

時間の許す限り会っていたから、
きっと彼も同じだったんじゃないかと
思う。


そして2年生になってすぐにまた春のリーグ戦の季節がやってきた。


友達のアキちゃんに連れて来られたら日から
1年、、、

1年前→全然興味ないけども、友達に連れられて行く、、、

今年→彼氏が出る試合を応援に行く!

1年でこんなにも立場が変わってしまうとは!!

コートの中を駆け回っている彼は、
私と2人で過ごしているときとは
別人のように見えて、
いつも不思議な感覚で見ていた。


試合後は3年生、4年生にもなると、
一緒に帰ることもあったりして、
彼を応援してくれてるらしき女の子から石を投げられたことも、、、

後ろから付いてきて、わざと前へまわり顔を見て、
「なんかキツそうな顔だった!」とか
言っているのが聞こえたこともあった!


彼に愛されている絶対的な自信があったから、なんともなかったし、
むしろ「あぁ、こういう世界なんだぁ。」と新鮮な気持ちになったほど。


春と秋のリーグ戦が始まると、
ほとんど毎週末は試合になっちゃうから、
デートはしばらくおあづけ。

早く2人でゆっくり会いたいなぁ~❣️
と、まるで気分は遠距離恋愛

たくさん会えるカップルが羨ましかったけど、久しぶりに会えたときの嬉しさは
幸せホルモン満タン💕という感じで、
それはそれは幸せな時間だった✨

眞美
f:id:mami_0201:20200905200948j:plain