mami_0201’s blog

ふと夢に出てきたバレーボール選手だった昔の彼を思い出し、綴ってます。

~彼の誠実さ~一番好きな人とは結ばれない

短大2年の頃の覚えている彼とのエピソード。

たぶん秋のリーグ戦が終わった頃だったと思うけど、「旅行に行きたいね。」って話になって、伊豆に行くことになった✨

そのとき、彼の誠実な人柄が垣間見れたエピソードがある。

旅行先も決めて予約もしてあったんだけど、あるとき彼と電話で話していたら、
「お母さんと電話替わって。」と言われた。

「えっ?なんでお母さん?」
「話したいことがあんねん。」と。

母に「電話替わってって。」と受話器を渡そうとすると、母も少し驚き、
「えっ?私?何かしら?」と。

そりゃそうだよね。
会ったこともない娘の彼氏が突然電話替わってくれって、、、

私も「いったい何を話すの?」と母のすぐ隣で話を聞いていると、、、、

母は「はい替わりました。いつも娘がお世話になって、、、」と定番の挨拶を交わし、
「はい、はい、あぁ、そうですか。
はい、わかりました。よろしくお願いしますね。」という感じのことを言っていた。


私は頭が???状態のままだったけど、
「はい」と母から受話器を返され
彼に「何の話してたの?」と聞いても
「別に大したことじゃないよ。」と教えてくれない。

彼と電話を切ってから母に、
彼とどんな話をしたのか聞いてみると、、、



母はニヤニヤしながら、
「『眞美さんと旅行に行かせてもらえないでしょうか?』だって。」と!


「えー!!そんなこと聞く???」とひっくり返りそうになる私に母は、

「すごくしっかりしてていい子じゃない!ふたつ返事で『お願いしますねー』って言っちゃったわよ。でもパパには内緒だからね!」と。


母は20歳で結婚して私が翌年に生まれてるから、私が19歳のとき、まだ40歳!
恋愛のことは友達感覚で何でも話していたから、学生の娘が彼氏と旅行に行くのも反対するわけもなく、
ニヤニヤからかうように楽しんでいたのだ。

なんだかこっ恥ずかしかったけど、
彼女と旅行に行くのに、
わざわざ相手の母親に許可をもらう彼の誠実さと自分がとても大切にされているのが分かり、とっても感動してしまった。

早く母に会わせたいなぁ、、、とも思った。

眞美
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